かつて僕は銀色の綺麗な翼を持っていた
ブリキでできてたその翼は今はもう錆びて動かない

君は僕によく言ってたね?

奢り昂ぶっていてはいけないと

違うんだ僕の体は冷たい金属の塊で
無感覚(ゼロ)のままで冷たいのさ

そう、いつか君と出会った頃の僕は
もういないのさ

ブリキでできてたその翼は今はもう錆びて動かない

そう只のガラクタ
錆びた翼